ティースジュエリーは口元をきれいに輝かせる歯に付けるアクセサリーです。
しかし、その見た目の美しさだけに目を奪われてはいけません。購入前に、そのデメリットやリスクをしっかり理解しておくことも大切です。
ここでは、ティースジュエリーに関するデメリットを徹底的に解説します。
ティースジュエリー装着前に知っておきたい11のデメリット
ティースジュエリーのデメリットを事前に知って、あとで後悔しないようにしましょう。
①口の粘膜が傷つき口内炎になる可能性がある
ティースジュエリーを装着する位置やジュエリーの大きさ、また個人差により、口の中の粘膜を傷つけ口内炎になってしまうこともあります。
ティースジュエリーをつけた際は、唇や粘膜に引っかかりなどの違和感や痛みがないかを確認しておきましょう。
見た目も大事ですが、素材や大きさにも注意し、自分の口に合った位置につけることも重要です。
②ティースジュエリーに合ったシーンばかりではない
ティースジュエリーのデザインによっては、合わない服装やシーンもあります。
ティースジュエリーは華やかなため、シンプルな服装をするときは、ティースジュエリーが浮いて見えるかもしれません。
また、業種によっては、ビジネスの場にもふさわしくないかもしれません。相手によっては、不真面目で軽いイメージを与えてしまうおそれもあります。
他にも、葬儀の場などは特にティースジュエリーが不適切なシーンになるでしょう。
③虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性がある
ティースジュエリーの周りは凹凸になるため、食べかすや汚れがたまりやすくなります。
汚れをそのままにしておくと菌が増えやすくなり、虫歯だけではなく、歯周病や口臭のリスクにもなります。
ただし、しっかり歯磨きして汚れを落としておけば大丈夫なため、そこまで心配する必要はありません。
念入りな歯磨きや定期的なクリーニングを心がけましょう。
④自分ではつけられない
ティースジュエリーは、歯科医院で付ける方法と、セルフキットで自分で付ける方法がありますが、歯科医院で付けるのが基本です。
セルフキットは、使用されているジュエリーが誤って飲み込んでもいい素材になっているかや、接着剤の安全性が保証されているかどうかがわかりません。
仕上がりが悪くなったり、健康への悪影響を否定できないため、歯科医院で付けることを強くおすすめします。
⑤ホワイトニングで白くならない
ティースジュエリーを付けている部分はホワイトニングした際の効果を得られません。
ティースジュエリーを取った際に、その部分だけ汚れて見えることになります。
ホワイトニングも検討している方は先にホワイトニングを行うなど、ティースジュエリーを付けている間はホワイトニングしないような日程を考慮しましょう。
⑥研磨剤入り歯磨き粉を使用できない
ティースジュエリーを長持ちさせるためには、歯磨き粉選びの注意も必要です。
研磨剤入りの歯磨き粉は、ジュエリーを傷つけたり、ツヤや光沢を失わせる原因になります。
そのため、ティースジュエリーを装着している場合は、研磨剤が含まれていない歯磨き粉を使用することに注意です。
せっかくのジュエリーに傷をつけないようにしましょう。
⑦お金がかかる
当然ですが、ティースジュエリーを付けるにはお金がかかります。
歯科医に付けてもらうための人件費、それに加えてジュエリー自体の費用も必要です。
ジュエリーは良質な素材やデザインのものは価格が高くなることがあり、カスタマイズを加えると費用が増加します。
⑧アレルギーのリスク
使用する金属や素材によっては、アレルギー反応を引き起こすことがあります。
金属を使わない石でしたら問題ないと思いますが、金や銀などの金属のティースジュエリーを選びたい方は、金属アレルギーが無いかも気にする必要があります。
敏感肌の方は特に注意です。
⑨取れるリスクもある
硬いものを噛んだり、歯ブラシで強くこすったりすると、ティースジュエリーが取れてしまうこともあります。
食事中に外れてしまった際には飲み込んでしまうこともあります。
歯科医院で提供されたものであれば、自然と排出されますので問題はないですが、再度取り付けてもらわないといけなくなります。
⑩定期的に交換する必要がある
ティースジュエリーは、ずっと付けていられるものではありません。
一般的に半年〜1年程度とされているため、ティースジュエリーを継続して付けていたい方は定期的に交換が必要です。
仮に長期間取れないでいても、歯と同じで、表面が傷ついたり光沢が失われたりして見た目が悪くなるため、やはり定期的な交換は必要です。
⑪取り外す必要がある
普通のアクセサリーは、やめたいときは取り外せばいいだけです。
しかし、ティースジュエリーを取り外すには、歯科医院に行くことになります。
自分で取り外すと、接着剤が歯に残存してしまい、着色したりと見た目が悪くなります。
最終的には、歯科医院できれいに取り除いてもらう手間が生じます。
ティースジュエリーのメリットも知ろう!
ティースジュエリーのデメリットを紹介しましたが、それほど大きなデメリットは無いと感じた方も多いのではないでしょうか。
試して気に入らなかったら取ればいいだけですしね。そんなことよりもメリットの方にも目を向けてみましょう!
オシャレの幅が広がる
これまでのオシャレは、体(服装)、髪(エクステ)、耳(ピアス)、指(指輪)、爪(ネイル)、顔(メイク)、首(ネックレス)といった部位です。
ティースジュエリーによって、そこに「歯」という新たなオシャレの要素が加わります。
オシャレの幅が広がるのがメリットです。
デザインの幅も広く、従来のネイルやアクセサリーと合わせると、今までにない新たなオシャレを楽しめます。
自分だけのデザインを作れる
ティースジュエリーは自分でデザインを作れるため、自分の個性を出すオリジナルのティースジュエリーを身につけられます。
- 名前や特別なメッセージを刻む
- ハートなどの記号やマークを入れる
- 季節を取り入れたデザインにする
など、デザインを考えるところからワクワクできるアクセサリーです。
トレンドを先取りできる
ティースジュエリーはまだ日本では知らない方も多く、トレンドを先取りしたオシャレを楽しめます。
複数の歯に装着する豪華なデザインから、1本の歯だけ飾りつける控えめでシンプルなデザインまで、デザインは自由なため誰にでも合わせられるアクセサリーです。
ネイル感覚で他の人と違ったとても目を引くオシャレを先取りできます。
口元に自信をもてる
ティースジュエリーを付けると笑ったときにジュエリーが輝き笑顔が華やかになります。
口元により自信をもてるようになり、ジュエリーを見せたくて、自然と笑顔が増えて幸福感にもつながります。
まわりもジュエリーを見たくて笑わせてきて、よりハッピーになるかもしれません。
ティースジュエリーで一段上のファッションを!
ティースジュエリーには見た目の美しさや個性を表現する魅力がある一方で、デメリットが無いわけではありません。
しかし、デメリットもそこまで大きな問題になるものではなく、メリットの方が大きいとも言えます。
もし、メリットでお話しした口元に自信をもてるの部分を見て、
「でも自分は歯並び悪いし、口元見られたくないな」
と感じた方は、ティースジュエリーを付けるのを良い機会ととらえ、歯列矯正するのも賢い選択です!