ティースジュエリーは、歯を装飾するアクセサリーとして注目を集めています。
口元をキラキラと輝かせることで個性を強調し、他のファッションとは異なるスタイルを楽しめるアクセサリーです。
口の中のことですから、ティースジュエリーを装着する前に一般的な付け方や外し方を理解しておくと安心です。
この記事では、歯科医によるティースジュエリーの付け方や取り外しの手順、また日常的なケア方法について詳しく解説します。
ティースジュエリーの2種類の装着方法
歯に付けるアクセサリーであるティースジュエリーには、以下の2種類の装着方法があります。
プロである歯科医や歯科衛生士により安全にティースジュエリーを取り付けてもらう
自分でセルフキットを使って取り付ける
セルフキットで自分で行う方法は接着剤の扱いが難しく、歯にダメージを与えるリスクがあります
安全面や仕上がりを考えると、歯科医院に依頼する方法を強く推奨します。
そこで歯科医院に依頼する場合のティースジュエリーの付け方と取り外し方を紹介します。
ティースジュエリーの付け方
ティースジュエリーを付けるには、ティースジュエリー取り付けを提供している歯科医院で行います。
一般的な取り付けの流れを紹介します。
①デザインを決める
ティースジュエリーをどの歯に付けるか、どんなデザインにするかを相談しながら決めていきます。
選択肢が多いため、迷ってしまうかもしれませんが、普段の服装、ネイル、他のアクセサリーなどとの組み合わせから考えると決めやすいです。
スムーズに進めるために、事前にSNSなどを参考に完成イメージを想像しておくと良いでしょう。
②準備とクリーニング
ジュエリーを装着する前に、歯を丁寧にクリーニングします。
歯の表面に汚れや歯石が残っていると、接着が弱くなるため、しっかりと表面の汚れを取り除きます。
③接着剤を付ける
特殊な歯科用接着剤を歯に付けます。
④ティースジュエリーを装着する
接着剤を付けたらすぐにジュエリーを歯に取り付けます。
ジュエリーは小さいため、歯科医が慎重に位置を調整しながら装着します。
⑤接着剤が固まるまで待つ
接着が完了するまで約5分待って施術は終了です。
施術後はしっかりと固定されるまで、30分間飲食を控えましょう。
ティースジュエリーの取り外し方
ティースジュエリーを取り外す場合もきちんと歯科医院で取り外してもらいましょう。
では取り外しの流れです。
①ティースジュエリーを取り外す
取り外しは専用の器具が必要ですので、ティースジュエリーを取り付けた歯科医院に頼みましょう。
他の医院で取り付けたティースジュエリーを取り外してくれる医院もあります。
②接着剤を取る
接着剤の残留物をきれいに取り除き、歯の表面を研磨して元の状態に戻します。
取り外したティースジュエリーは、付着した接着剤が固まっているため再利用はできません。
ティースジュエリーを安全に使うためのポイント
ティースジュエリーは、それほどメンテナンスに手間がかかるものではありません。
しかし、なるべく歯を健康にし、ジュエリーの輝きを長く保つためのポイントはあるため紹介します。
日常的な歯磨き
ジュエリーが装着されている歯も通常の歯と同じように磨くことが必要です。
特にジュエリー周辺に食べ物が詰まりやすくなるため、歯磨きを怠らないようにしましょう。
ただし、研磨剤の入った歯磨き粉は、ジュエリーの輝きを失わせる恐れがあるため控えましょう。
硬い食べ物に気をつける
硬い食べ物は、ジュエリーにダメージを与えたり、取れてしまう可能性があります。
神経質になるほどではありませんが、無闇にティースジュエリーに硬い食べ物を触れさせないようにしましょう。
飲み物や食事の着色に気をつける
カフェやワインなど色素の強い飲み物は、ジュエリーに着色し、輝きを失わせてしまう可能性があります。
これは普通の歯も同じですね。
ティースジュエリーを外すタイミング
ティースジュエリーは歯科医院で外してもらうとお伝えしましたが、外すタイミングはどう考えればいいのでしょうか?
装着期間が経過した時に外す
ティースジュエリーは、半年〜1年と言われています。
ティースジュエリーが一部外れた、または外れそうな時期になったら外しましょう。
デザインを変えたい時
ティースジュエリーは、基本的に取り外しができないため、ずっと付けていると他のデザインに変えたくなることもあるでしょう。
デザインを変えたいタイミングでもティースジュエリーを外しましょう。
新しいティースジュエリーを付ける場合は取り外し料が安くなる医院もあります。
歯の健康状態が悪くなった時
ティースジュエリーを装着したことによって虫歯や歯茎の炎症などのトラブルが発生した場合は、取り外すことを検討しましょう。
ティースジュエリーが輝きを失った時
ティースジュエリーの宝石の部分が、着色等により輝きを失って見栄えが悪くなると、外したくなるかもしれません。
気になるようでしたら、そういうタイミングで外すのも選択肢の一つです。
ティースジュエリーをやめたくなった時
他のオシャレを楽しみたくなったり、自己表現の方法を変えたくなった時など、ティースジュエリーをやめたくなることもあるでしょう。
それもティースジュエリーを外すタイミングの一つです。
まとめ
ティースジュエリーは、個性を表現するユニークなアクセサリーですが、正しい装着と取り外し、そして日常的なケアが欠かせません。
プロによる施術と、定期的なメンテナンスを行うことで、歯の健康を保ちながら安心して楽しむことができます。
ティースジュエリーの正しい使い方を理解し、安全にオシャレを楽しみましょう。