ティースジュエリーは、歯に接着するアクセサリーですが、取れたり取れなかったりしたときに心配になることもあります。
見た目だけでなく歯の健康にも影響を与えることがあるため、適切な対処法を知っておくことが重要です。
ここでは、ティースジュエリーが取れたときや、取れないときの対処法を解説します。
ティースジュエリーが取れたときの対処法
はじめにティースジュエリーが取れたときの対処法です。
自然に取れた場合の対処法
ティースジュエリーは、通常6ヶ月〜1年程度で取れます。
ティースジュエリーが自然に取れた場合、取れたジュエリーを飲み込まないように気をつけましょう。
飲み込んでしまっても、歯科医院で付けてもらったティースジュエリーであれば安全な素材のため、自然に排出されるので気にする必要はありません。
ご自身で入手したジュエリーの場合はわかりません。入手元次第になります。
そのため、ティースジュエリーは歯科医院で付けてもらうことを推奨します。
取れた部分の歯を守るために行うべきケア
取れた部分は、接着剤が残っている可能性が高いです。
しっかりと除去するため、歯科医院できれいに取り除いてもらいましょう。
放置していると、歯の健康に影響を与えたり見た目が悪くなる可能性があります。
ティースジュエリーが取れないときの対処法
次にティースジュエリーが取れないときの対処法です。
長期間取れない場合の対処法
長期間経過してもティースジュエリーが自然に取れない場合、基本的には放っておいても問題ありません。
しかし、
ファッションを変えたくてティースジュエリーを取りたい場合や、
表面が汚れて輝きを失ったから取りたい場合もあるでしょう。
その場合は、接着剤が残留してしまわないようきちんと歯科医院で取ってもらいましょう。
自力で無理に取るのが危険な理由
ジュエリーが取れないからといって、自力で無理に外そうとすると、歯のエナメル質を損傷させる危険があります。
また、ジュエリーは取れても、接着剤が残留する可能性もあります。
きちんと歯科医院で取ってもらうことをおすすめします。
歯科医院での安全な除去の流れ
歯科医院での除去は、安全に行われます。一般的な除去の流れを説明します。
STEP1:確認と準備
ティースジュエリー除去の最初のステップは、ティースジュエリーとその周辺を確認することからです。
宝石の種類、使用されている接着剤などを確認します。
STEP2:宝石の除去とクリーニング
次に、歯科用の特殊な器具を使用して、歯の宝石を慎重に取り除きます。
歯の表面から接着剤の残留物をすべて取り除くために丁寧に作業します。
このステップは、歯に損傷を与えないようにするために非常に重要です。
STEP3:仕上げ
宝石と接着剤の残留物が除去されたら、歯の表面を磨き、残った痕跡をすべて取り除きます。
磨くことで歯の表面を滑らかで自然な見た目にします。
ティースジュエリーの除去は、通常、数分で完了します。
自分で取り外すことのリスクや注意点
セルフキットでティースジュエリーを付けることは推奨していませんが、なかには使う人もいると思います。
そして、セルフキットで付けた人は、取り外しも自分でやるでしょう。
しかし、それにはリスクがあり注意が必要です。
強引に取り外そうとすることによるリスク
専門の器具を持ってない一般の人が自分で取り外そうとすると、強引に取り外すことになるでしょう。
無理に取り外そうとすると、歯のエナメル質にダメージを与えるリスクがあります。
失敗した場合のリスク
自分での取り外しが失敗すると、歯や歯茎に深刻なダメージを与える可能性があります。
接着剤の残留や、誤った取り外し方法による傷が原因で、歯の治療が必要になる場合もあります。
専門家に頼るべき理由とメリット
専門家に除去を依頼することで、安全かつ確実に処理が行われ、後々のトラブルの不安を軽減できます。
少しの費用(数千円程度)で安心でき、結果的に節約にもつながることもあります。
まとめ:専門家に依頼して適切に対処してもらいましょう
ティースジュエリーが取れた場合や取れない場合の対処法は、歯の健康を守るためにも重要です。
セルフでの無理な対処は避け、専門家に相談することが最善の方法です。
少しのお金をかけるだけで健康を守れるため、きちんと専門家に依頼しましょう。